水没した札幌市営地下鉄南北線で続く復旧作業…12月15日も再開の目途立たず

一時は地下へのアプローチが水没した北34条駅。消防が排水作業を行なっている。
  • 一時は地下へのアプローチが水没した北34条駅。消防が排水作業を行なっている。
  • 浸水した走行路。中心に見えるのが第三軌条で、ゴムタイヤで走行する札幌市営地下鉄はここから集電している。

12月14日に北34条駅(札幌市北区)が水没した札幌市営地下鉄南北線だが、12月15日も始発から麻生~北24条間で運行を見合わせている。

札幌市交通局が公表した復旧作業の様子によると、浸水した走行路は第三軌条部分が露出しているものの、12月15日早朝までの復旧が困難として、同日も北24条~真駒内間での折返し運行と、麻生~北24条間でのバス代行を実施している。

北24条~真駒内間では特別ダイヤが実施されており、代行バスは5~15分程度の間隔で運行。札幌市交通局では、12月14日以前に購入した麻生または北34条が経路に含まれる定期券については、一定の条件で一部を払い戻すとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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