ホンダe、ドイツカーオブザイヤー受賞…日本車初

ホンダe(欧州仕様)
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ホンダの欧州部門は11月16日、新型EVの『ホンダe』(Honda e)が、「ドイツカーオブザイヤー2021」を受賞した、と発表した。日本車が同賞を受賞したのは、初めてという。

「ドイツカーオブザイヤー」は毎年秋、主要なドイツの自動車ジャーナリストによって選出されている。最新モデルに試乗して、使いやすさや運転特性、革新のレベルなどに応じて、ランク付けする。次に、コンパクト、プレミアム、ラグジュアリー、ニューエナジー、パフォーマンスの5つのカテゴリーのトップを選出し、その中からドイツカーオブザイヤーを決定する。ホンダeは、ニューエナジー部門のトップとなり、その後の最終選考で、大賞のドイツカーオブザイヤー2021に輝いた。

ホンダeの欧州仕様車には、モーターの最大出力が136psと154psの2種類のチューニングが設定される。どちらも、最大トルクは32.1kgmを引き出す。ホンダeでは、このモーターが後輪を駆動する。前後重量配分は50対50とした。0~100km/h加速は、136ps仕様が9秒、154ps仕様が8.3秒だ。最高速は145km/hとした。

ホンダeには、蓄電容量35.5kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載する。1回の充電での航続は、136ps仕様が最大222km。154ps仕様は、17インチホイール装着車の航続が最大210km、16インチ仕様は最大222kmとなる(いずれもWLTP計測)。

出力100kWの急速充電を利用すれば、30分でバッテリー容量の80%まで充電できる。家庭用の出力2.3 kWチャージャーの場合、フル充電はおよそ19時間、出力7.4 kWチャージャーの場合、フル充電はおよそ4時間だ。

ホンダモーターヨーロッパの奥田 克久社長は、「ホンダeがドイツカーオブザイヤーを受賞した最初の日本車になることは大きな名誉であり、この賞を受け取ることを非常に誇りに思う」と述べている。

《森脇稔》

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