小田急電鉄は11月10日、MaaS(モビリティアズアサービス)アプリの「EMot(エモット)」をバージョン2.0にアップデートした。
今回、「複合経路検索機能の向上」と「オンデマンド交通の手配・決済機能の搭載」に加え、直感的に利用できるように地図をベースにした基本デザインを変更した。
「複合経路検索機能の向上」では、従来の時刻表を基本とした検索結果の表示に加え、小田急線と小田急グループバスの「リアルタイム運行情報」、小田急線の「混雑予報」の検索結果も表示する。また、シェアサイクルやタクシーを組み合わせた複合経路検索結果に、その日の利用者ニーズにあわせたモビリティサービスのみを簡単に反映できるよう改善し、公共交通機関による移動の利便・快適性向上をサポートする。
「オンデマンド交通の手配・決済機能の搭載」では、画面上部に表示する「デマンド交通」や「カーシェア」などのボタンを設置。これをタップすることで、周辺で利用できるオンデマンド交通の検索・配車手配・決済までを簡単に完了できる。
基本デザインは、トップ画面を地図ベースに変更し、今いる場所や外出先のお得なチケット・エリア情報を表示できる。トップ画面上部のボタンから「複合経路検索」や「電子チケットの購入」などの機能を選択できるようにし、周辺で利用できる「EMot」の各機能を効率よく選択できるようにしたとしている。