スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は10月29日、2020年度7~9月期の決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は1768億9300万ルピー(約2495億円)だった。前年同期に対して、9.7%のプラスだった。
また、2020年度7~9月期の営業利益は、116億7700万ルピー(約165億円)だった。前年同期に対して、71.7%増と大幅な増益を達成している。
大幅増益となった要因は、好調な新車販売、販促費用の抑制、コスト削減など。これらが、原材料価格などの上昇や為替相場による影響を相殺した。
マルチスズキの2020年度7~9月期の新車販売は、39万3130台。前年同期比は16.2%増だった。全販売台数39万3130台の内訳は、インド国内が18.6%増の37万0619台、輸出が12.7%減の2万2511台だった。