JR西日本は9月17日、七尾線津幡~七尾間に10月3日から521系交直両用電車を投入すると発表した。
521系は2006年から北陸本線や湖西線で運行を開始した2両編成(クハ520+クモハ521)の近郊型電車で、同形車がIRいしかわ鉄道やあいの風とやま鉄道にも導入されている。
今回、七尾線へ投入される車両は100番台に区分されており、車両異常挙動検知装置や転落防止幌、戸挟み検知装置などの設置により安全対策が強化されているほか、ICOCAに対応した車載型IC改札機が設けられている。
国鉄形の413系や415系800番台の後継として15本30両が順次投入される予定で、運行系統上、IRいしかわ鉄道の金沢~津幡間にも乗り入れる。
なお、運行開始に先立ち、9月27日には七尾駅3番のりばで11時30分から13時まで展示会が開催される。