忘れてました、軽自動車だってこと! 三菱『eKクロス スペース』はまるで「最高の建て売り住宅」のよう

PR
旅エッセイスト国井律子さんが三菱 eKクロス スペースに試乗
  • 旅エッセイスト国井律子さんが三菱 eKクロス スペースに試乗
  • 三菱 eKクロス スペース
  • 車内の静かさと、運転席の視界のよさに驚く国井律子さん
  • 「もはや軽自動車という概念がガラガラと崩れ落ちます」と驚くほどの後席の広さ
  • 三菱 eKクロス スペース
  • 約320mmの前後スライドが可能な後部座席
  • プラズマクラスター付きリヤサーキュレーターの快適さにも驚き。
  • キャンプ道具をこれでもかと積んでみました

実は「おうち大好き」な旅エッセイスト、趣味は収納と導線です

旅エッセイストをやっていると、「ずいぶんアウトドアが好きな人なのね」なんて思われるかもしれません。じつは「家」もそれ以上に好きな私です。だから愛車がキャンピングカーなのかも。旅に行っても、家のようにくつろいで過ごせますから。

それと同時に「収納」とか「導線」とか考えると、ワクワクが止まらない私でもあります。毎朝7歳と2歳の息子たちを学校と保育園に鬼の形相で送り出し、やっと1人になってやおら家のなかを見回します。ここをこうしたらもっと時短に、さらに便利になる……。ささやかなテコ入れをしてから仕事部屋へ出勤するのが日々の幸せなルーティンです。余談ですが嫌いな言葉は「二度手間」……(笑)。

家が大好きで、収納とか導線とかばかり考えている私ですが、今年の夏、じつに興味深いクルマと出逢いました。三菱の『eKクロス スペース』です。軽自動車なのでサイズは小柄ですが、背が高く、自己主張のあるワイルドなデザイン。そして、このマスクからは想像も付かない繊細な世界が車内には繰り広げられていました。

「もはや軽自動車という概念がガラガラと崩れ落ちます」と驚くほどの後席の広さ「もはや軽自動車という概念がガラガラと崩れ落ちます」と驚くほどの後席の広さ
最初の驚きはほぼ直角に開くフロントドア。後ろのスライドドアに至ってはクルマが「あーん!」と口を開けたような約650mmもの大間口で、つまり大柄な人でもスムーズに乗り降りできます。車高もちょうどよく、ヨイショと足を持ち上げなくてもラクに乗車。それでいて室内高は約1400mmあり、小学校低学年ほどの子どもなら立って車内を移動できるでしょう。

後部座席に腰かけてみると頭上の高さをさらに感じ、以前旅したヨーロッパを思い出しました。ホテルの部屋自体は狭いけど天井がやたら高いので圧迫感がなく落ち着いたという記憶……。え、ちょっと待って。天井に付いているものは何!? いきなり見つけちゃいました、運転席と後部座席の間にはなんとリヤサーキュレーター(プラズマクラスター付)!(※) 同じ家族でも暑い寒いは人それぞれ。しかもこのご時世です。新型コロナがなかなか収束せず出かけるのも気が引けるなか、きれいな空気を保ちつつ家族だけで快適な移動ができるのはうれしいですね。

※G、Tにパッケージメーカーオプション。本商品にはシャープ株式会社のプラズマクラスター技術を搭載しています。プラズマクラスターロゴおよびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。

eKクロス スペースをもっと詳しく!

もはや「軽自動車」という概念がガラガラと崩れ落ちます

三菱 eKクロス スペース三菱 eKクロス スペース
驚きはまだ続きます。約320mmもスライド可能な後部座席! 一番後ろに下げてしまえば、もはや軽自動車という概念がガラガラと崩れ落ちます。もしかしたら新幹線のグリーン車くらいのスペースがあるかも……。って、なんで新幹線が思い浮かんだかというと、助手席の後ろに助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)(※)があるから。しかもテーブルにはレジ袋などを引っかけるフック付き。お菓子の包み紙、散らかさないで!と、7歳の長男に目をつり上げる私の小言も減りそうです。

※G、Tにパッケージメーカーオプション。

それから後部座席の両窓にはリヤロールサンシェード(※)が装備。先日家族で旅した新潟県の妙高では、チャイルドシートに固定された次男に西陽が降り注ぎ、「たいよう、どっかいけー!」と彼は終始怒っていました。いいなぁこれ。

※G、Tにパッケージメーカーオプション。

「たいよう、どっかいけー!」と怒鳴っていた次男もリヤロールサンシェードがあれば大丈夫。「たいよう、どっかいけー!」と怒鳴っていた次男もリヤロールサンシェードがあれば大丈夫。
ところでリヤスライドドアの開口部は、乗り降りや荷積みの際、肩が当たりそうな周辺のスペースを広く設けているそうです。うちの次男のように小さいけど10kgはゆうに超える2~3歳の幼児を、チャイルドシートに載せる……。そんなダイレクトにコシに来る作業も難なくこなせそう。

スムーズと言えばフロントシートにはコンソールボックスがないベンチシート(※)なので、運転席が開けられないような狭い駐車場でも、お尻をずらせば助手席から外に出られるのは嬉しいですね。

※フロントセパレートシートも選択可、G、Tにパッケージメーカーオプション。

ところでCMなどでもよく見かける「ハンズフリーオートスライドドア」。両手がふさがったママが片足を出すとドアが自動で開くアレです。じつは私、ひそかに憧れていました(笑)。『eKクロス スペース』にもその機能は付いており(※)、初めての体験におお! と感動しつつ何度も開け閉め。コレに慣れたら手動のドアには戻れないな……。ん、よく見るとドアにボタンも付いています。足下が雪で埋もれてしまい、ドア下に足を出すことができないような雪深い状況でも、ドアのボタンで開閉操作できるようになっているのだそう。至れり尽くせり!

※助手席側ハンズフリーオートスライドドアはG、Tに標準装備。運転席側ハンズフリーオートスライドドアはG、Tにメーカーオプション。

両手がふさがっていても、足をかざすだけでスライドドアが開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」両手がふさがっていても、足をかざすだけでスライドドアが開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」

「収納女」にはたまらない装備の数々

いざ運転席に腰を沈めてみます。収納女(私です)の鋭いチェックが光ります。なになに、物が迷子にならない収納があちこちに施されていますね。手を伸ばしたらすべてが事足りる完璧なセッティングが実現できそうです。インパネの中央部分には便利な仕掛けがいろいろ。

なかでも軽く引っぱると出現するセンターロアボックスなどの収納に感動しました。これがあるとないとじゃ全然違い、いろいろな小物が整理できてスッキリします。『eKクロス スペース』の商品計画を担当した女性よりあとからお話を聞いて、なぜここまで配慮の行き届いた繊細なアレコレなのかに深く納得。このクルマを作るにあたり、女性の意見が入りまくりだそう。たとえば運転席の座席調節。レバーの直線部分が多いから、従来のように大股を開かずとも(!)、手を伸ばしてからの操作がしやすいというのは、やさしさを感じるポイントですね。

また、落ち着いた雰囲気のシートにはおしゃれなダイヤ柄が刻まれており、なるほど「三菱のスリーダイヤ」をモチーフにしたデザイン! いちいち「やるな」(笑)と、感心しきりの私でした。

「もっとも気に入った収納は助手席のシート下にある2段作りの助手席シートアンダートレイ(車検証入れ付)」と話した国井さん「もっとも気に入った収納は助手席のシート下にある2段作りの助手席シートアンダートレイ(車検証入れ付)」と話した国井さん
収納女がもっとも気に入ったのは助手席のシート下にある2段作りの助手席シートアンダートレイ(車検証入れ付)。しかも前後座席双方から取り出し可能です。深めのトレイには、たとえばヒールを履くようなちょっと改まったお出かけのとき、ドライビングシューズを入れておけばスマート。はたまた夏場には子どものビーチサンダルが入っていたら便利かも。このトレイなら汚れてもサッと拭くだけで掃除もラクそうです。

もうひとつのトレイはどうしよう。スマホや財布など万が一急発進して滑り落ちたらイヤな小物をしまったらいいかな。ハンドル周りがゴチャつくのが嫌いな人は、このシート下収納を活用するのがよさそうです。収納のことを考えている私、本当に生き生きしてる(笑)!

キャンプ道具をこれでもかと積んでみましたキャンプ道具をこれでもかと積んでみました
『eKクロス スペース』の収納で忘れちゃいけないのが、広大なラゲッジスペースです。樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバック(※)は水や汚れに強い素材を採用しているそうで、サーフィンやスノーボードなど水が滴る趣味も気兼ねなく楽しめそう。この日は撮影用にキャンプ道具をこれでもかと積んでみました。その姿をじっと眺めていたら、もしかしてこのクルマ、足を伸ばして寝られる?

※G、Tにパッケージメーカーオプション。

ええ、私にとって「クルマ=旅先で寝られるか」が大変重要。それができるかによって、楽しみの幅が違ってきます。好奇心から一度荷物を全部下ろしてフラットにしてみました。女性や子どもは余裕でしょう。男性も少し斜めに寝たらイケそう。たとえば父と息子ふたりで車中泊アリの釣り旅行へ。サーフィンとかトレッキングとか、着いた先で仮眠もできます。なんだか想像がふくらみます。

ていうか私、忘れていました。このクルマが「軽自動車」だってことを!

すべてがワンタッチ、もしくはワン・ツー!

車内の静かさと、運転席の視界のよさに驚く国井律子さん車内の静かさと、運転席の視界のよさに驚く国井律子さん
つい収納とか居住性とか、熱くなってしまいましたが本題。クルマとして大切な「走り」について書きましょうか。運転席に乗り込んで、クルマのドアを閉めて驚いたことがありますって、いったい私はこの日何度驚いたのでしょうか(笑)。この日撮影した夢の島マリーナ周辺は傍にヘリポートがあったり、首都高湾岸線も通っていたりと、かなり賑やかな場所です。しかし『eKクロス スペース』のドアを閉めた瞬間それらの騒音が止んだのです。

また、運転席に座ってスグ気づいたのは、「Aピラー」と言われるフロントガラスの両脇にある柱。その柱の真ん中が窓になっていること。つまり視認性が抜群で、東京ゲートブリッジから眺める海の青さ。低空飛行して羽田を目指す旅客機の近さ。ぶんぶん回る大きな風車の迫力! まるで景色と同化しているような気持ちよさです。

「マイパイロット」の操作もワンタッチ「マイパイロット」の操作もワンタッチ
そして、今回はお試し程度でしたが、『eKクロス スペース』には「マイパイロット」(※)という先進技術が搭載されています。車線の中央付近をキープ? 前のクルマとの車間距離も保ってくれる? 勝手に加速? 急にほかのクルマに割りこまれても、その辺に置いてある物がすべてズリ落ちる急ブレーキとかではなく、ゆとりの減速をしてくれる!? ああ、未来はスグそこに。私の想像を遙かに超えた『eKクロス スペース』です。

※G、Tにパッケージメーカーオプション

「マイパイロット」の詳細はこちら

凸凹のないスムーズなタッチパネル式フルオートエアコンパネル(※1)。チャイルド・プロテクションは集合管理で、指一本で子どもを危険から守れます。あと驚いたのは(また驚いている……)デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター表示機能付)(※2)です。ワンタッチで後方の視認性が高まるデジタルルームミラーに切り替えることができます。夜間、雨天、ラゲッジルームが荷物満載のとき、さらには背が高い人をリアに乗せて後方が見えづらいときも、即座に切り替え可能! そう、このクルマはすべてにおいて複雑じゃない。ワンタッチ、もしくはワン・ツー!

※1 G、Tに標準装備。
※2 G、Tにパッケージメーカーオプション。

ワンタッチで切り替えできる「デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター表示機能付)」も便利です。ワンタッチで切り替えできる「デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター表示機能付)」も便利です。

「最高の建て売り住宅」に出逢った気分

収納力に導線に無駄な動きがなく、ただただ共感。そのうえ賢い機能満載でパワフルに走るエンジン。かゆいところに手が届くゴージャスな「軽自動車」。

「好きになったクルマがたまたま軽自動車だったのさ……」そんなキザな台詞も似合う『eKクロス スペース』。

ところで、これまで私は既製品そのままの「吊し」はかっこ悪いと思っていました。たとえばオートバイ。それからクルマ。あとは革ジャンなんかもそうですね。なにか買ったら、とりあえずジブン色に染めないと気が済まなかった。でもその考えはここ数年で変わりました。とくにクルマはカスタムしたら売値が一気に下がりますし。うーむ夢がない……。

だったらはじめからジブン好みのものを選べばいいのですが、それって簡単そうで相当ハードルが高い。でも『eKクロス スペース』はなんというか「最高の建て売り住宅」に出逢った気分とでもいいましょうか。

三菱 eKクロス スペース三菱 eKクロス スペース
なんでそんな例えが出てくるかというと、私の親友夫婦の話です。最近引っ越すことが決まった彼ら、なんでもこれ以上手をかけるところがないほど好みな運命のマンションと出逢ったそう。食洗機や浴室乾燥機や、あるとうれしい機能はひととおり付いていて、間取り自体は決して広くないけど収納たっぷり。極めつけはフローリングが2人がずっと憧れていたヘリンボーン柄。お気に入りの要素がこんなにも詰まっているのに、彼らはどうにかしてもっとジブン好みにいじれないかウズウズしているとか。なんて幸せな葛藤!

そんな話が今回『eKクロス スペース』とシンクロしたんです。「あるといいな」がすべてある軽自動車。あとはこのクルマを使ってどのように楽しむかは乗り手次第ですね。色も2トーンにモノトーン、選択肢が多すぎてうれしい悩み! わが家なら後腐れないよう家族でジャンケンして決めると思います(笑)。

eKクロス スペースの詳しい情報はこちら

旅エッセイスト国井律子さんと三菱 eKクロス スペース旅エッセイスト国井律子さんと三菱 eKクロス スペース
国井律子|プロフィール
1975年8月25日東京生まれ。旅のエッセイスト。玉川大学文学部芸術学科芸術文化専攻卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌からエッセイストとしてデビュー。オートバイのほか旅、クルマ、サーフィン、アウトドアなど多趣味を生かしエッセイを執筆。著書に「放浪レディ」(求龍堂)、「アタシはバイクで旅に出る」(エイ出版)など多数。近著に「進化する私の旅スタイル」(産業編集センター)がある。

《国井律子》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集