ルノー世界販売、日本は2年ぶりに減少 2020年上半期

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ルノーグループ(Renault Group)は7月20日、2020年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は125万6658台。前年同期比は34.9%減と2年連続で前年実績を下回った。

ブランド別では、ルノーが前年同期比37.9%減の76万0299台と減少傾向にある。ダチアは46.2%減の21万1158台とマイナスに転じた。韓国のルノーサムスンは、前年同期比58.8%増の5万3142台と回復を果たす。ロシアのラーダは、23.3%減の15万2714台と後退した。

市場別で見ると、欧州のルノーグループの上半期の新車販売台数は、62万3854台。前年同期比は41.8%減とマイナスに転じた。

欧州では、地元フランスが24万2534台を販売。ロシアが19万2158台で続いた。以下、ドイツが8万0421台、イタリアが6万3530台。その他の市場では、中国が7万0732台、インドが2万6245台、ブラジルが5万9941台を販売した。

また、日本は上半期、3011台を販売した。前年同期比は21.7%減と、2018年以来、2年ぶりに前年実績を下回った。

ルノーグループの2019年の世界新車販売台数は、375万3723台。前年比は3.4%減と、7年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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