メルセデスベンツ世界販売、日本は輸入車ブランド首位を維持 2020年上半期

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メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は7月8日、2020年上半期(1~6月)世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は94万5190台。前年同期比は20.9%減と、引き続き減少した。

全販売台数94万5190台のうち、メルセデスベンツブランドは93万5089台を販売した。前年同期比は17.6%減と、2年連続のマイナスとなった。

メルセデスベンツブランドの上半期の市場別実績では、欧州が31万3490台を販売。前年同期比は31.5%減と、3年連続で前年実績を下回った。このうち、地元ドイツは27.9%減の10万6167台と減少傾向にある。

また、米国は上半期、12万7207台にとどまり、前年同期比は13.7%減と引き続き落ち込む。アジア太平洋地域は45万8253台で、前年同期比は4.2%減と減少が続く。このうち、中国は34万6067台。前年同期比は0.4%増とプラスを維持した。

日本は上半期、2万4975台を販売した。前年同期比は21.3%減と落ち込んだが、輸入車ブランドの販売台数首位を維持している。

メルセデスベンツ乗用車の2019年世界新車販売台数は、9年連続で年間販売の記録を更新する245万6343台。前年比は0.7%増だった。

《森脇稔》

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