近鉄が新型特急『ひのとり』を増発…名阪間は平日10往復、土休日11往復に 6月13日

6両編成4本が増備される『ひのとり』用の80000系。
  • 6両編成4本が増備される『ひのとり』用の80000系。

近畿日本鉄道(近鉄)は6月2日、80000系を使用する新型特急『ひのとり』を6月13日に増発すると発表した。

JRの「グランクラス」に相当する豪華なプレミアム車両を連結した『ひのとり』は3月14日、大阪難波~近鉄名古屋・近鉄奈良間の名阪・阪奈特急にデビュー。現在は名阪特急で1日6往復、阪奈特急で1日1往復が運行されているが、今回、6両編成4本が増備されて7本となることから増発が図られることになった。これにより、名阪特急では1日あたり、平日は10往復、土休日は11往復の運行となる。

名阪特急の増発列車は、大阪難波発が平日7時・12時・17時・19時、土休日10時・14時・16時・20時・21時、近鉄名古屋発が平日9時・10時・15時・18時、土休日7時・11時・17時・17時25分・18時25分。

また、大阪難波~近鉄奈良間の阪奈特急でも6月15日から平日に限り増発され、大阪難波発20時45分発、近鉄奈良発21時30分の列車が『ひのとり』に置き換えられる。

なお、土休日に減便されていた近鉄難波発16時20分・17時20分・18時20分、近鉄名古屋発16時25分・17時25分・18時25分の列車は6月13日に再開される。

近鉄では2020年度中に、名阪特急で毎時00分発の列車と、停車駅が少ない列車(平日15往復、土休日19往復)を『ひのとり』で運行するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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