緊急事態解除まだの東京で新規感染5人、大阪・千葉・京都ゼロ、人出は増加[新聞ウォッチ]

5月17日、とちのきとちのきファミリーランド
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が、47都道府県のうち、39県で解除となった後初めての週末は、人出が前週と比べて増加したという。とくに日曜の日本列島は全国的に晴天に恵まれ、行楽地ではマイカーの渋滞情報も流れて「ステイホーム」を続けるというのは酷な話なのかもしれなかったようだ。

きょうの各紙にも「人で戻った? 『解除』後初の日曜」とのタイトルで、毎日が1面に「好天に恵まれた湘南海岸公園付近を訪れた人たちのカラー写真などを掲載。「宣言が続く神奈川県。大型連休が始まったころ閑散としていた藤沢市の県立湘南海岸公園では、この日サーフィンを楽しんだり、海岸を散歩したりする人の姿が目立った」と伝えている。

産経も「閑散一変、都心でも」。宣言が解除された地域だけでなく今も継続している地域も外出する人の姿が目立つ傾向がみられ、東京・渋谷のスクランブル交差点では青空の下でマスク姿の人々が行き交ったと取り上げている。東京も同様に「解除まだ渋谷に人出」。

NTTドコモの調査によると、土曜の5月16日は解除された39県の9割近くの地点で前週9日の人出を上回り、宣言が続く8の特定警戒都道府県でも北海道や近畿を中心に増加。17日は首都圏も伸び、全国94地点の9割を超す87地点で同10日の水準を上回ったという。

こうした中、17日の東京都の感染者は新たに5人が確認され、新規感染者が5人以下となったのは、3人だった3月22日以来の減少。また、大阪府では新規感染者が、3月9日以来のゼロ。千葉県や京都府もゼロだったそうだ。

もっとも、西村康稔経済再生担当相はテレビ番組で「気の緩みで大きな流行が起こる可能性がある」と指摘していたが、それならば「解除」を見送ればよかったのでは、との批判的な声が出るのも当然。「都内飲食店『もう限界』」(読売)との報道もあり、曖昧な判断は混乱を招くばかりである。

2020年5月18日付

●新型コロナ、大阪新規感染ゼロ、東京5人(読売・1面)

●検察庁法改正案「反対」64%、「賛成」15%、本社世論調査(朝日・1面)

●雇い止め「5月危機」迫る、派遣契約更新期国は詳細把握せず(朝日・1面)

●人出戻った? 「解除」後初の日曜(毎日・1面)

●ドライブスルー方式、PCR検査訓練公開 調布(産経・20面)

●コロナ経済対策環境重視、航空→鉄道・温暖化ガス削減(日経・1面)

●新型コロナ、インド、都市封鎖延長、長距離バスは規制緩和(日経・1面)

●東北新幹線部品落下か、捜索でダイヤ乱れ(日経・23面)

《福田俊之》

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