秒読み段階の「緊急事態宣言」、発令後も鉄道・道路の強制封鎖は不可能[新聞ウォッチ]

東京都内(4月3日)
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

東京都でも感染者が1000人を超えて遅きに失した感もあるが、一時は「オオカミ少年」のようにも思えたこの国の総理が、ようやく新型コロナウイルスの感染者急増を受けて「緊急事態宣言」に踏み切る意向を固めたようである。

政府関係の情報には信ぴょう性があると評判が高い読売と産経がそろって、きょうの1面トップ記事で報じている。ただ、産経は「近く判断」としているが、読売は「緊急事態宣言へ着手」とのタイトルで、「対象は東京都を含む首都圏などを検討。首相は宣言を出す方針を6日にも表明し、早ければ7日に宣言する」とも伝えている。

記事によると、宣言が出されれば初めてのケースとなるが、鉄道や道路を強制的に止めることは不可能のほか、会社で働くことも禁止できないという。外国で実施されているような、強制力を持つ「ロックダウン(都市封鎖)」ではないともしている。

緊急事態宣言は感染拡大を防ぐのが狙い。すでに「不要不急」の外出などを自粛している人にとっては、これまでの生活パターンとは大きな変化はないとみられる。やはり、接触感染の防止には、一部では中国が発信源ということから国家主席の名前をもじって「集・近・閉」とも言われている3つの密「密集」「密接」「密封」を避け、「手洗い」と「マスク」着用が基本のようである。

2020年4月6日付

●新型コロナ、緊急事態宣言へ着手、首相きょう諮問、企業活動は継続(読売・1面)

●都知事、「病床1000床確保」国内死者100人超す(読売・1面)

●伊メーカー医療品製造、フィアット呼吸器、アルマーニ防護服(読売・6面)

●道路渡るコツ、ももクロが実演、無観客で警視庁特設サイトに動画(朝日・15面)

●三木谷氏、ホテル無償提供(朝日・22面)

●30万円 収入半減世帯に、緊急経済対策、あす閣議決定(毎日・1面)

●新型コロナ、宅配便網に影、ヤマト、北海道向け遅れ(日経・5面)

《福田俊之》

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