岡山国際サーキットで開催された2020年のSUPER GT公式テスト2日目は、No.14 WAKO’S 4CR GR Supraがトップタイムをマークした。
新型コロナウイルス対策により、テスト2日目も無観客の中で実施された岡山公式テスト。前日夕方に降った強い雨の影響で、午前中のセッションはウエット路面でスタートした。さらに気温も10度を下回る寒さの厳しい1日となり、コースオフする車両が続出。開始1時間を過ぎたところでNo.19 WedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資がモス・エスで大クラッシュした。
そんな中GT500クラスは昨日に引き続きホンダ『NSX-GT勢』が好調な走りを見せていたが、徐々にトヨタ『GR スープラ』勢が速さをみせた。午前のセッション終盤に1分18秒123を記録した14号車が2日目の総合トップとなり、2番手にNo.38 ZENT CERUMO GR Supra、3番手にNo.36 au TOM’S GR Supraが続き、トヨタ陣営がこの日のトップ3を独占した。
GT300クラスは昨日に引き続きNo.2 シンティアム・アップル・ロータスが速さをみせ、1分25秒595で2日目のトップタイムを記録。2番手にNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT、3番手にNo.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS apr GTがつける結果となった。《藤木充啓》