ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月5日、「2020ワールドカーオブザイヤー」5部門のトップ3ファイナリストをオンラインにて発表した. ワールドカーオブザイヤーは、25か国・85人の国際的自動車ジャーナリストにより選考される自動車賞。15回めとなる今回は、2018年秋から2019年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から、最高の1台を選出する。ただし、2つ以上の大陸にまたがる5か国以上で販売されていることが条件となる。 例年、ワールドカーオブザイヤーはジュネーブモーターショー初日に各部門のファイナリストを発表してきたが、今年は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大による同ショーの中止に伴い、ファイナリスト発表・記者会見も中止。オンラインでの発表となった。 ワールドカーオブザイヤーのトップ3ファイナリストは、「キア・テルライド」、「マツダ・CX-30」、「マツダ3」の3台。マツダ車2台が最終選考に残った。マツダ3はワールドカーデザイン賞のトップ3ファイナリストにも選ばれている。最終発表・表彰式は4月8日にニューヨークモーターショーで行われる。 ◆ワールドカーオブザイヤー トップ3ファイナリスト ●ワールドカーオブザイヤー(本賞) キア・テルライド マツダ・CX-30 マツダ3 ●ワールドアーバンカー賞 キア・ソウルEV MINI・エレクトリック フォルクスワーゲン・T-クロス ●ワールドラグジュアリー賞 メルセデス・ベンツ・EQC ポルシェ・911 ポルシェ・タイカン ●ワールドパフォーマンス賞 ポルシェ・718スパイダー/ケイマンGT4 ポルシェ・911 ポルシェ・タイカン ●ワールドカーデザイン賞 マツダ3 プジョー・208 ポルシェ・タイカン