日本国内でも新型コロナウイルス感染症患者が報告され、中止されるイベントが相次ぐ状況だが、ヒストリックカー、ヘリテージカーの展示会「オートモビルカウンシル2020」は、4月3日から5日の会期で幕張メッセ(千葉市)で開催される。オートモビルカウンシル2020運営事務局が2月20日、確認した。 事務局では政府の指針に基づき、会場である幕張メッセと連絡・連携し、以下の対策を講じる予定だ。 - アルコール消毒液の設置および注意喚起文の掲出 - サーモグラフィーの設置(展示ホール入口) - 37.5度以上の発熱およびび過去14日以内の中国湖北省・浙江省の滞在歴の有無、感染患者との接触歴の有無を確認し、その疑いがある場合は、主催者の判断として入場を断ることがある。 - 救護室の設置・看護師の常駐 - 中国湖北省および浙江省からの出展は政府の指針により出展を断っている。 また新型コロナウィルスに限らず、風邪やインフルエンザが多い時であることから、出展者・来場者には、咳エチケットや手洗いなど、感染症の予防について通常の対策を促す。 オートモビルカウンシルは「CLASSIC MEETS MODERN」をフィロソフィーに、メーカー、インポーター、ヘリテージカー販売店などが出展し、往年の名車と最新モデルが一堂に展示される。歴史=ヘリテージにスポットライトを当てながら 、それぞれのブランドのフィロソフィや魅力を文脈として発信する。