ノスタルジック2デイズの開場には、ネッツトヨタ富山・GRガレージ富山新庄もブースを出しレストア事業の紹介をした。初代『チェイサー』の2ドアハードトップとトヨタ『スポーツ800』をベースに綺麗に仕上げられたクルマが、来場者の目を楽しませていた。
ネッツトヨタ富山本社工場は、テュフラインランドジャパンから板金塗装工場における最高水準カテゴリーである「プラチナ認証」と「クラシックガレージ認証」を日本で初めて同時認証を受けている。
新車のディーラーがどうして旧車のレストアを? ネッツトヨタ富山の説明担当者は「実は最初はお客様から相談をいただいたのがスタートなのです。新車の購入以外でも相談をいただけることもありがたいですし、何より、大切な思い出の詰まった愛車を何とか綺麗にしたい。そういうオーナー様の要望にお応えしたい、というのがスタートでした」と話す。
会場で配布されていた資料には、オリジナルを忠実に再現したトヨタスポーツ800が製作履歴で紹介されていたが、会場にはダークグリーンをベースにストライプの入ったカフェレーサー風に仕上げられたクルマが紹介されていた。
「実は同じ個体なのですが、2度目のレストアでアレンジしてみました。オリジナルに忠実に、というよりは、眺めて良し、乗って良しの一台を目指しました。内装も色調を明るく、ウッディに仕上げています」
流石に、部品を取り寄せて仕上げられるわけではないものの、ディーラーが母体であることから、比較的探しやすい環境にはあって、それが強みにもなり、お客様からの期待にもつながっているのではないか、とネッツトヨタ富山では話していた。