西武鉄道(西武)は3月28~29日、西武秩父線(吾野~西武秩父)が1969年10月に開通してから50周年を迎えたことを記念して、正丸(しょうまる)トンネルのナイトウォーキングを実施する。
正丸トンネルは正丸~芦ヶ久保間にある全長4811mの鉄道トンネルで、開通当時は私鉄最長のトンネルだった。西武秩父線は単線となっているが、トンネル内は一部が複線になっており、途中に正丸トンネル信号場(埼玉県横瀬町)が設置されている。
今回実施されるナイトウォーキングは、飯能駅(埼玉県飯能市)を3月28日23時30分頃に出発。新型特急電車001系『Laview』に乗り正丸駅(埼玉県飯能市)まで移動し、トンネル内をウォーキング。その後、芦ヶ久保駅(埼玉県横瀬町)から再び『Laview』に乗車し、翌朝5時頃に西武秩父駅(埼玉県秩父市)で解散となる。途中、正丸トンネル信号場では作業用車両「レールスター」の乗車体験も行なわれる。
40人を募集し、旅行代金は2万5000円。申込みは3月12日23時59分まで西武トラベルのウェブサイトで受け付けているが、小学生以下の参加や未成年者単独の参加はできない。申込み多数の場合は抽選となり、3月13日12時に申込者全員に当落が通知される予定。