三菱ふそう、エレベーター付バスで国交省大臣賞を受賞

東京空港交通が導入した大型観光バス「エアロエース」エレベーター付き車両
  • 東京空港交通が導入した大型観光バス「エアロエース」エレベーター付き車両
  • 授賞式の様子(左から赤羽一嘉国土交通大臣、MFTBC 松永和夫会長)

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は1月24日、大型観光バス『エアロエース』エレベーター付きバスがバリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞したことを発表した。

エアロエース エレベーター付きバスは、車内にエレベーターを設置することで、雨天の乗降時に雨に濡れない、車いすのまま乗車が可能等の利用者の快適性を向上。また通常の乗降場所で乗降が行えるといった、従来の車外リフトの課題を解決した車両として、2018年に車両メーカーとして日本で初めて発売を開始した。

今回の受賞では、「スロープ+車内エレベーターで車いすのまま地上から約1.35メートルの高さにある客室に移動し、専用スペースに固定される仕組みのバスを開発したことで、空港リムジンバスによる移動の可能性が高くなった」と評価を受けた。

国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰は、国土交通分野でのバリアフリー化の推進に貢献が認められた個人または代表を表彰し、優れた取り組みについて広く普及・推奨することを目的として、2007年度に創設。今回の受賞は、国内初の導入先で開発にも協力した東京空港交通、開発・製造を行った三菱ふそうバス製造、そしてMFTBCの3社合同での受賞となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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