トミカ半世紀、トヨタ・ホンダ・日産とコラボの記念モデルも発売へ[新聞ウォッチ]

トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクトの各種デザイン画。第1弾。
  • トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクトの各種デザイン画。第1弾。
  • トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクトの各種デザイン画。第2弾。
  • トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクトの各種デザイン画。第3弾。

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

来場者が130万人を超えたとされる昨年秋の東京モーターショー。幼い子供たちと一緒に出かけたというファミリー数組と話す機会があったが、お目当てはトヨタ自動車などの展示ブースではなく、どのファミリーも口を揃えて言ったのは「トミカ」を販売するキッズコーナーだった。

その手のひらサイズのミニカー「トミカ」が発売されてから、今年で50周年を迎えるのを記念して、製造元のタカラトミーが、トヨタなど自動車メーカーとコラボした記念トミカを発売するという。

きょうの各紙も経済面などで大きく報じているが、50周年を記念した「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」では、トヨタ、ホンダ、日産自動車の現役デザイナーが、自社のスポーツカーをベースにしたトミカを特別にデザイン。4月から順次発売するそうだ。また、それぞれのデザインで装飾した実車両もイベントで公開するという。

記念商品としてはホンダが『シビックTYPE R』、トヨタが『GRスープラ』、日産が『GT-R』。これらが各社を代表するスポーツカーになる。

トミカは1970年の発売以来、これまで1050種以上の車種を販売し、累計販売台数は6億7000万台を超えるという。朝日によると「2秒に1台ほどのペースで売れた計算」。若者を中心にクルマ離れが深刻化する中、ミニカーの販売だけはどこ吹く風のようで快走を続けているようだ。

2020年1月16日付

●日産、顧問・相談役を廃止,意思決定の透明性高める(読売・8面)

●ホンダといすゞ、FCV共同研究、大型トラックで (読売・8面)

●トミカ50年、記念カー、ホンダ・トヨタ・日産社員考案順次販売(読売・29面)

●「停車」も危険運転、法制審に諮問、あおり厳罰化狙い (毎日・24面)

●保釈被告空港接近で警報、法務省検討、GPS使い監視(産経・1面)

●スバル世界生産「11%増」で過去最高へ (産経・10面)

●自動運転バス今夏から、丸紅など、中部空港で、運転手座るだけレベル3 (産経・10面)

●ゴーン被告めぐる日本批判、森法相、米紙社説に反論(産経・23面)

●社説・トヨタの新都市、未来に「つながる街」(東京・5面)

●自賠責保険16%安く、全車種平均4月から(東京・7面)

●VW、世界販売首位へ、昨年、中国でSUV好調 (日経・15面)

《福田俊之》

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