マセラティ、新型スポーツカーを2020年5月に発表へ

イタリア、モデナのマセラティ本社
  • イタリア、モデナのマセラティ本社
  • レバンテGTSとトロフェオ
  • タイプ26
  • タイプA6
  • モデナの本社(1998年)
  • モデナの本社(1965年)
  • モデナ工場(1958年)
  • トリノ工場

マセラティ(Maserati)は12月2日、ブランド誕生105周年を迎えたと発表し、これに合わせる形で2020年5月、新型スポーツカーを初公開すると発表した。

今から105年前の1914年12月1日、アルフィエーリ・マセラティは、兄弟のエットーレとエルネストとともに、イタリア・ボローニャの中心部のビア・デ・ペポリの1A番地に、「アルフィエーリ・マセラティ」を設立した。これが、マセラティブランドの出発点だ。

マセラティを象徴する「トライデント」を冠した最初のモデルが、1926年に生産された『Tipo 26』だ。同車は1926年、イタリアシチリア島での公道レース、「タルガフローリオ」でデビューした。そして、アルフィエーリ・マセラティのドライブにより、排気量1.5Lまでのクラスで優勝を果たし、マセラティの名前を知らしめた。

創業105周年の2019-2020年に、マセラティは新しい時代を迎える。開設から80年の節目となるイタリア・モデナ工場のアップデートから始まり、2020年5月には、新型スポーツカーを初公開する予定だ。

この新型スポーツカーには、ミッドシップレイアウトを採用する。自社開発のパワートレインには、新たな燃焼システムが採用される、としている。

《森脇稔》

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