ZF、電動パワートレインの効率向上へ…ダンフォスと戦略的提携を強化

ZFとダンフォス・シリコン・パワー社が戦略的パートナーシップを強化
  • ZFとダンフォス・シリコン・パワー社が戦略的パートナーシップを強化

ZFは11月14日、ダンフォス・シリコン・パワー社との戦略的パートナーシップを強化した、と発表した。

両社は、シリコンとシリコンカーバイド(SiC)パワーモジュールの分野において、協力関係を強化した。両社は、パワーモジュールとインバーター間のインターフェイスにおいて、エンジニアリングとコストの相乗効果を活用することにより、電動パワートレインの効率を向上させることを目指す。

ZFのEモビリティ部門は、電動パワートレインシステムやコンポーネントを手がけている。ダンフォス・シリコン・パワー社は、シリコンやシリコンカーバイドパワーモジュールを得意とする。両社が協力して、電動パワートレイン向けの新技術を開発していく。

EVやハイブリッド車では、パワーモジュールが駆動系、バッテリー、車載電子機器へのエネルギー供給をコントロールする。ZFによると、さらに小型のインバーターと、さらに効率的なパワーモジュールの開発が、長期的に排出物を削減するために重要になるという。

ZFは、ハイブリッド車からEVまで、すべてのドライブトレインでこの利点を活用していく、としている。

《森脇稔》

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