トライアンフモーターサイクルズジャパンは、カフェレーサー『スラクストン』シリーズに最上位モデル「スラクストンRS」を設定し、2020年3月(予定)より発売すると発表した。価格は192万0500円。
新型スラクストンRSは、最新型の1200ccバーチカルツインエンジンを搭載。高圧縮ピストンやポート・カムプロファイルの変更、軽量部品の採用などにより、最高出力105psを発生。『スラクストンR』に比べ8ps出力を向上させた。また、スラクストンRより700rpm低い4850rpmで最大トルク112Nmを発生するなど、全域にわたってより大きなトルクを発生する。
車体重量は、エンジン構成部品の改良、軽量バッテリーの採用などにより、スラクストンRより6kg軽量化(乾燥重量197kg)。足回りには、ブレンボ製の4ピストンM50ラジアルモノコックキャリパーとツインフローティングフロントディスク、およびレース仕様のメッツェラー レーステックRRハイグリップタイヤを新たに装備。さらにショーワ製アジャスタブル倒立式ビッグピストンフォーク、オーリンズ製フルアジャスタブルピギーバックリザーバーリアショックなど高品質パーツを惜しみなく投入し、ダイナミックで軽快なライディングを実現する。
またカフェレーサースタイルを継承しながら、ライドバイワイヤシステムと連動する3種類の選択可能な最新式ライダーモードや、切替可能なトラクションコントロール、トルクアシストクラッチ、USB充電ソケットなど、最新機能も装備。外観は、新ブラックパウダーコートのエンジンカバーやカムカバー、ブラックアルマイト加工ホイール、ブラックスプリングなど、ブラックアウトカスタムルックのモダンで現代的なスタイルとしている。