サーキット走行にプラチナルーム アルピーヌオーナー限定のWEC富士特別観戦イベント

スタートを待つアルピーヌA110
  • スタートを待つアルピーヌA110
  • 駐車場に並んだアルピーヌA110たち
  • パドック横の待機場所に車を停めた
  • シグナテックアルピーヌエルフのピット
  • ドライバーから直接サインをもらうことができる
  • ドライバーと記念撮影も可能だった
  • ピットの場所を示す標識
  • 取り外されたフロントボンネットがファンをお出迎え

10月6日に富士スピードウェイでアルピーヌオーナー限定のWEC(世界耐久選手権)特別観戦イベントが開催された。10台、18名(同伴者含む)のアルピーヌオーナーが集まり、プレミアムな観戦ツアーを楽しんだ。

この特別観戦イベントはフランスのスポーツカーブランド、アルピーヌのオーナーのみが応募することができる特別な観戦ツアー。WECのセカンドディヴィジョンであるLMP2クラスに出場しているシグナテックアルピーヌエルフを応援するツアーとなっている。

観戦にあたり、ピットウォークやピットの裏側に入れるパドックパスが用意され、専用ゲストルーム(メインスタンド上のプラチナルーム)も用意。さらにこのイベントだけの特典としてWEC決勝レース前の富士スピードウェイを愛車で走行したり、レース中のピットの中に入れるツアーも行われるという非常にプレミアムな内容となった。

ツアー自体はアルピーヌ・ジャポンのスタッフが完全帯同。何から何までアテンドしてくれる手厚さが売りだ。

ドライバーと交流することができるピットウォーク

ドライバーから直接サインをもらうことができる
ツアー当日。集合場所となっているメインスタンドに一番近い駐車場にアルピーヌA110とそのオーナーたちが集まった。今回集まったのは偶然ながら新型のA110オーナーのみとなり、全車同じクルマとなった。そんなこともあり、共通の話題として参加者の方々も愛車の話に花が咲く。そこからパドックまで愛車で移動し、待機場所に車を駐車。ここから自由時間のピットウォークとなった。

シグナテックアルピーヌエルフのピット
ピットウォークでは各チームのドライバーがピットの前でサインをしてくれる。WECだけでなく多くのモータースポーツイベントで恒例の風景だが、もちろん観戦ツアー参加者の方々もシグナテックアルピーヌエルフの選手や他チームの選手からサインをもらっていた。

WEC決勝前の富士スピードウェイを貸し切り 愛車で楽しんだアルピーヌラン

ホームストレートに並んだアルピーヌA110
ピットウォーク後は自らのクルマを停めた場所に戻り、サーキット走行の準備。サーキット走行に際してはその概要と注意事項の説明が行われた。サーキット走行を取り仕切る富士スピードウェイの担当者によると高速道路+αくらいのペースで走るという。

自分の愛車に乗り込み、いざコースへ。一度スターティンググリッドにクルマを停め、各々愛車の記念撮影タイム。富士スピードウェイのホームストレートに2列で並んだアルピーヌA110は壮観な眺め。取材で来た筆者がそう思うのだから、自らの愛車であれば猶更だろう。

WECのセーフティーカーの後ろを走るというのはなかなかできない経験
しばらくして、コースマーシャルに乗車を促される。ここからサーキット走行が始まっていく。先導するのは実際にWECのセーフティーカーとして使用されているポルシェ911ターボ。まばゆくライトを光らせるセーフティーカーの後ろを走るというのもなかなかレアな体験だろう。

スタートシグナルがすべて消灯するとスタート。アクセルを踏み込み全車加速していく。アルピーヌA110は252PS、320Nmを発生させる1.8Lの直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載しているが、その本領を発揮することは公道では稀。愛車の性能を改めて体感できる。

自らの愛車でサーキット走行を楽しむ
第1コーナーへは80km/hほどのスピードで飛び込んでいくが、先導するセーフティーカーが最速のラインを走ってくれるため、それを辿れば問題はない。そこからコカ・コーラコーナー、100R、ヘアピンとこなしていく。

ホームストレートを130km/hほどのスピードで走り抜けていく
あっという間にホームストレートに戻り、そこから2周、3周と周回を重ねる。正確な周回数は数えていなかったのだが、「思ったより走らせてくれるんだな」と思ったほど走ることができたため、恐らく6、7周は周回を繰り返したと思われる。本レースの直前だというのになかなかに太っ腹である。

サーキット走行が終わり、オーナーの皆さんで記念撮影

VIPエリア プラチナルームで観戦 レース中のピットツアーも

メインスタンド上のラウンジからレースを観戦することができるプラチナルーム
サーキット走行の後はメインスタンドの上にあるプラチナルームと呼ばれる専用ゲストルームへ。サーキット側はガラス張りとなっており、快適な環境で決勝レースを観戦することができる。またコーヒーやジュースなどの飲み物は自由に頂くことができ、軽食やランチまで用意されている。

キッシュなどのフランス料理も用意された
そしてここで予定にはなかったレース中のピットツアーの詳細が説明された。グループ分けを行い、1時間おき少人数で見学することで全員を連れていくという。なんでもアルピーヌ・ジャポンのスタッフがピットウォーク中にチーム関係者に話をつけてきたというから驚きである。こういった柔軟かつサプライズな催しがあるのもフレンチブランドのアルピーヌならではなのかもしれない。

ピット作業を間近で見学することができたピットツアー
ということで筆者もピットツアーに同行させて頂くことに。パドックの裏から入りレース中のピットを見学。すると、いきなりチームスタッフが慌ただしく動き始め、機材をスタンバイ。どうやらマシンがピットに入るらしい。これはかなりレアな状況である。

ラップタイムを見つめるチームメカニック
その後すぐにマシンがピットに入り、スタッフが手際よく作業。ピット作業をこんなに間近で見ることができるのは様々あるレース観戦ツアーでもこのアルピーヌオーナーズ観戦ツアーだけだろう。

アルピーヌのオーナーの皆さんにインタビュー

大阪から夜通し車を走らせてきた藤堂裕二さんと奥様の美加さん
大阪から夜通し車を走らせ来たという藤堂裕二さん「様々なブランドでオーナーズイベントがありますが、アルピーヌは日本で400台ほどということで、台数的にも参加しやすいのかなと思います。参加にあたってはメールなどの対応も早くて、親切でした。サーキット走行は初めてでしたが、後ろを気にしないで車の性能を楽しめるの良い機会となりました。」

また、奥さんの美加さんも「めっちゃ楽しいです。私もサーキット走行が面白かったですね。富士スピードウェイはテレビで見ると平坦に見えますが、実際に走ると思った以上に勾配があるなと感じました。」夫婦で楽しむことができたようだ。

モータスポーツが昔から好きだという永井経晴さん
東京23区内にお住いの永井経晴さんは「もともとモータースポーツが好きで、WECは昨年も見に来ていました。今回のツアーはいろいろ特典が付いているのにも関わらず、お買い得ですぐ申し込みました。耐久レースを観戦するのにプラチナルームのような拠点ができると便利でいいですね。レース中のピットに入ることができるというのもプレミアムで楽しかったです。」

特別にピット中に入ることができた新妻泰典さんと娘さんで小学四年生の里彩ちゃん
神奈川県横浜市から親子で来たという新妻泰典さんは「子供がクルマが好きなので、レースを見せてみたら、もっと好きになるかなと思い連れてきました。アルピーヌは昔から好きで、2年前に新しくなってから六本木で見てから欲しくなり購入しました。新型になって装備もしっかりしましたしエンジンも日産の血が入っているので、安心感がありますね。普通の街中で走っていて楽しいクルマ。毎日使えるスポーツカーですね。」とアルピーヌA110について語ってくれた。

神奈川県小田原市から来たという小川純一さん
神奈川県小田原市から来たという小川純一さんは「もともとWECのレースが好きで、アルピーヌのウェブサイトを確認していたら観戦ツアーを行うということで、すぐに申し込みました。アルピーヌに乗っていてよかったなと思いましたね。ピットウォークは経験あったのですが、プラチナルームやサーキット走行は特別感があって良いですね。サーキットは昔走ったことがあったのですが、久しぶりに走ることができて楽しかったです。」とコメントしてくれた。

アルピーヌのオーナー限定で募集されたWEC富士観戦イベント。サーキット走行やプラチナルーム、さらにはレース中のピットツアーと他にはないプレミアムな内容に参加者の方々は大満足だったようだ。

アルピーヌ・ジャポンでは定期的に今回のようなオーナーズイベントを開催していくという。

《釜田康佑》

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