LCC ピーチ が成田-奄美線就航…成田空港で記念のビッグハンドセレモニー

ピーチが同ブランドとして初めて成田-奄美路線に就航。その記念セレモニーが成田空港で開催された
  • ピーチが同ブランドとして初めて成田-奄美路線に就航。その記念セレモニーが成田空港で開催された
  • ピーチが奄美路線へ初就航と聞き、男性二人(中央)は記念のコスチュームを持参して駆けつけてくれた
  • 待合ロビーは記念撮影タイムに
  • 成田-奄美路線就航の記念セレモニーが成田空港で開催された
  • 成田を核にどんどん拡大していきたいと意気込みを語るピーチの森 副社長
  • バニラと同様、奄美への人の往来が増えるコトへの期待感を示した朝山奄美市長
  • 搭乗ブリッジでは各乗客に記念品が渡された
  • 搭乗ブリッジでは各乗客に向けてビッグハンドでハイタッチ

格安航空会社(LCC)ピーチは10月1日、同社ブランドとしては初めて成田(千葉県)~奄美大島(鹿児島県)路線に就航した。成田空港ではこの日、東京出張で居合わせた奄美市長も飛び入り出席し、記念のセレモニーを開催。バニラ名物“ビッグハンド”のハイタッチで乗客を見送った。

奄美市長「バニラエアは大勢の人を運んでくれた。ピーチとも変わらぬ関係を築いていきたい」

ピーチは2018年3月、同じANAを親会社に持つ格安航空会社(LCC)バニラエアとの統合を発表。同年12月には、ピーチが引き継ぐバニラエアの路線の一つとして成田~奄美線の継承を明らかにし、本日ピーチとしての奄美への初就航が実現した。バニラエアとしては8月31日に運航を終えており、この路線の復活は約1カ月ぶりとなる。

セレモニーはバニラエアの客室乗務員だった4名の司会によって進められた。まずピーチ取締役副社長の森健明氏が挨拶に立ち、「成田(空港)は首都圏空港として重要な拠点。就航したからには、皆様のご協力を得ながら路線の飛躍的な拡充を目指したい」と就航への期待感を示した。

続いて登壇した奄美群島広域事務組合管理者兼奄美市長の朝山毅氏は、「バニラエアは5年間にわたって大勢の乗客を奄美にお連れいただき、奄美の経済に多大な貢献をもたらしてくれた。バニラがピーチと統合されることが決まった時は一瞬不安が頭をよぎったが、すぐにピーチからの就航への熱意を聞いて、この上ない歓びを感じた。来年は東京オリンピック後の10月に鹿児島県で国体が開催される。(鹿児島県の)奄美では相撲が開催されることになっており、訪れた人に奄美の世界自然遺産ならびに文化の多様性に触れてもらう絶好の機会となる。ピーチとはバニラと変わらぬ関係を築いていきたい」と挨拶した。

セレモニーが終わると4名の客室乗務員が乗客に向けてバニラとピーチの統合を記念したシールを配りながら挨拶して回ると、待合ロビーは客室乗務員との記念撮影タイムに。「こんな偶然にに居合わせて思い出になる」という声がある一方、東京都内から来たという男性二人は「奄美が大好きでよく出掛けている。ピーチの就航が実現して嬉しい」とピーチの初就航に合わせて記念のコスチュームを用意して場を盛り上げた。

そしていよいよ搭乗時刻。奄美市長とピーチ副社長、そして4名の客室乗務員が搭乗口付近に立ち、国内外から高い注目を集めている「奄美」を特集したフリーマガジン『PEACH LIVE vol.20』を含む記念品を乗客一人ひとりに配りながらバニラ名物“ビッグハンド”によるハイタッチで乗客をお見送り。奄美へ向かうMM545便は161名の乗客を乗せ、定刻の13時50分、成田を飛び立った。

森副社長「バニラが持っていた路線にこだわらず、成田発をどんどん拡大していきたい」

この後、ピーチの森 副社長が記者団の質問に答えた。この日を迎えたことについて、「9月30日をもってバニラエアが就航を終え、まずはバニラエアの路線をしっかり引き継いでいくと気持ちを新たにした」、「ピーチは成田で初めて国際線を飛ばす。バニラエアが持っていた路線にこだわらず、ピーチとして成田発をどんどん拡大していく」と説明。就航中の羽田との棲み分けについては「羽田は夜発、成田は昼。互いに良い補完関係にある。それぞれの特性を活かして伸ばしていきたい」とした。

成田の深夜枠が拡大したことへの対応については「札幌など自由度が高い空港と成田との組み合わせは極めて効果的。国際線との組み合わせをする中で機材運用はしやくなる。大歓迎だ」と述べた。一方、運休を決めた韓国2路線(札幌~ソウル・仁川線、関西~釜山線)については、「ピーチとしては大阪~ソウル・仁川線を“001”便としているほど、ソウル線には思い入れがある。韓国との往来でピーチは育ってきたと思っているが、足元の状況を見て苦渋の判断に至った。しかし、この状態が未来永劫続くとは思っていない。ニーズがあればいつでも応えられるようにしていく」と述べた。

《会田肇》

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