横浜市交通局は9月6日、横浜市営地下鉄ブルーライン踊場(おどりば)駅(横浜市泉区)で発生した車両損傷事故により運行を見合わせている快速列車を、9月8日9時30分から全線で再開する見込みになったと発表した。
この事故は8月29日8時35分に発生。折返しのため、上下線の間にある引込み線を移動中、所定の停止位置を逸脱し、前方の壁面に衝突。6両編成の車体が損傷した。
損傷した車両は、8月30日に4両、9月1日に1両を、それぞれ現場から3kmほど離れた上永谷車両基地(横浜市港南区)へ搬送。残る1両については搬送用の仮台車を取り付けることになり、その走行テストを経て、9月6日に搬送準備と、引込線内の施設復旧が開始される運びとなった。
この作業が予定どおり進めば、終電が早い9月7日の深夜に最後の1両を3時間程度かけて車両基地まで慎重に搬送するとしている。