予選2位の#20 平川、3位の#5 福住も好調、もちろん初優勝を狙う。予選4位の#50 L.アウアー(B-Max Racing with motopark/ホンダ)も照準は初優勝の今季新人だ。スターティンググリッドは決勝日にトラブル発生等で変更される可能性もあるが、このまま予選順位の通りの位置で決まれば、グリッドの前2列には優勝経験者パロウも含めて新進気鋭の面々が揃う印象となる。
予選5位は2015&17年王者の#38 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)、こちらは今季ここまで決勝7位が最高という成績に甘んじているだけに復権を期す一戦である。予選6位は#16 野尻智紀(TEAM MUGEN/ホンダ)、7位は#18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG/トヨタ)、そして8位に13&18年王者の#1 山本。可夢偉にこそ優勝経験はないが、3~4列目にはSF上位常連がひしめく構図。彼らが前2列のメンバーに対しどういう仕掛けをしていくか、これも興味深いところとなってきている。