JR北海道のリゾート車両「クリスタルエクスプレス」が引退…札幌-富良野間でラストラン 9月28・29日

1990年度のグッドデザイン賞に選ばれたこともある「クリスタルエクスプレス」(左)。右は現在は見られないキハ40形「ぽっぽや号」。1999年6月、富良野駅。
  • 1990年度のグッドデザイン賞に選ばれたこともある「クリスタルエクスプレス」(左)。右は現在は見られないキハ40形「ぽっぽや号」。1999年6月、富良野駅。

JR北海道は8月9日、リゾート車両の「クリスタルエクスプレス」が9月に引退すると発表した。9月28・29日がラストランとなる。

キハ183系に属する「クリスタルエクスプレス」は、苗穂工場で設計・製作され、1989年12月に営業運行を開始。小田急電鉄の特急ロマンスカーに似た前面展望タイプの4両編成(当初は3両編成)で、車体は当時流行していたハイデッカーまたはダブルデッカー構造となっている。

1990年12月に加わったダブルデッカー車(キサロハ182-5101)には4人用個室が設置されており、当初はグリーン個室となっていたが、現在は普通個室として営業されている。

おもに札幌~富良野間の臨時列車に運用されていたため、ラストランでも同区間で運行される。時刻は札幌9時7分発~富良野11時7分着・16時51分発~札幌18時46分着。

なお、この列車の個室は営業を行なわず、記念撮影スペースや多目的室として利用される。

「クリスタルエクスプレス」が引退することにより、JR北海道に残るキハ183系のリゾート車両は「ノースレインボーエクスプレス」のみとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

編集部おすすめのニュース

特集