気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………
先週末にはトヨタ自動車やホンダなどが決算説明会を行うなど、主要企業の2019年4~6月期の決算発表がピークを迎えているが、きょうの日経の1面トップ記事によると「世界の企業収益が低迷している」そうだ。
それによると、世界の主要企業の2019年4~6月期の純利益は、前年同期比2%減少。18年10~12月期以来、2四半期ぶりの減益となるという。地域別では5地域中、米国を除く4地域で減益。このうち、半導体メーカーの影響が大きい韓国や台湾を含むアジアが2割減益と振るわなかったようだ。
また、日本は7.3%減と3四半期連続の減益。日産自動車が9割減となったほか、日本電産やファナックも減益だったという。トヨタ自動車など今期の業績見通しを下方修正した社数は35社と上方修正の15社を大幅に上回っており、記事では「米中貿易戦争が半導体や自動車などを直撃。米国が対中制裁関税第4弾を決め、企業業績は再び厳しさを増しそうだ」とも伝えている。
2019年8月5日付
●ターコイズブルー初採用、FCAジャパン(毎日・8面)
●日本企業に課徴金8億円、韓国公取、談合で三菱重など4社(産経・2面)
●世界の企業収益、再び減、貿易摩擦アジア製造業直撃(日経・1面)
●円高に振れやすく、週明けの市場、米経済悪化懸念で(日経・3面)
●自動運転道路設備も賢く、信号→車支援情報を伝達(日経・9面)