ZF、新世代12速ATを生産…トランスミッション新工場を開設

ZFのトランスミッション新工場の開所式
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ZFは4月18日、トランスミッションの新工場を中国に開設した、と発表した。

この新工場はZFの中国におけるパートナー、北汽福田汽車(フォトン)と合弁で開設したもの。北汽福田汽車は、中国最大の商用車メーカーのひとつだ。

ZFは、北汽福田汽車と協力関係にあり、2015年には北汽福田汽車の大型トラックに、ZFの商用車向けオートマチックトランスミッションを、初めて供給している。

ZFが今回開設したトランスミッションの新工場では、新世代のZFのオートマチックトランスミッション、「TraXon」を生産する。大型および小型商用車の自動化を進めるのが狙いだ。

中国では、小型商用車や大型商用車用の自動変速システムの需要が急増。TraXonトランスミッションは12速で、マニュアルトランスミッションと比較して、平均燃費を最大5%向上させる、としている。

《森脇稔》

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