田中エンジニアも「常に(順位的に)いいところにいられることで、スタート練習とかロングランとかにも時間をしっかり使える。うまく回っていることは確かだと思います」と好感触。そして同じトヨタ勢で、ともに2回のドライバーズチャンピオン獲得歴を誇る#36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)、#38 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)といったベテランは、山下の速さを警戒する旨をコメントしている。自身初優勝を目指す3年目の山下には今季、台風の目以上の活躍が期待されるところだ。
2日間総合の3番手タイムは#20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)で1分21秒991、ここまでが21秒台だった。4番手は#18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG/トヨタ)。5番手には鈴鹿テストでも好調だった新人の#64 A.パロウ(TCS NAKAJIMA RACING/ホンダ)がつけている。昨季シリーズ2位で、王座を争った山本同様に移籍して今季を戦う前出の#37 N.キャシディ(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)が6番手。