エチオピアで墜落のボーイング 737MAX、世界で同型機の運行停止[新聞ウォッチ]

米国内で飛行停止になった737MAX(3月13日、マイアミ国際空港) (c) Getty Images
  • 米国内で飛行停止になった737MAX(3月13日、マイアミ国際空港) (c) Getty Images
  • エチオピア航空墜落現場(3月13日) (c) Getty Images
  • ボーイング737MAX

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。

米ボーイングの小型旅客機の最新モデル『737MAX』を巡り、米連邦航空局が、米航空会社による運航や米国内での航行を一時的に禁止することを決定したという。すでに運航を禁止した欧州やアジアなどに続く対応で、安全面の懸念や、ボーイングの経営への打撃がさらに拡大するとみられている。

737MAXは、死者157人を出した3月10日のエチオピアでの墜落事故の前にも、昨年10月にはインドネシアで墜落事故を起こしたが、その原因も分かっておらず、運航停止が長引く恐れがあるという。

きょうの各紙も「運航中止世界に波及、ボーイング737MAX」(読売)や「ボーイングに逆風」(朝日)、日経も「運航停止50か国・地域」とのタイトルで「航空当局の指示や航空会社の判断による運航停止が50か国・地域を超えた」と伝えた。

ただ、朝日によると、日本の航空会社では同型機を所有しておらず、国内では飛んでいないことになるが、日本への就航便に使っていたシンガポール航空子会社のシルクエアーなどの4社はすべて使用を停止しているという。

2019年3月14日付

●車5社賃上げ前年割れ、春闘集中回答「脱官製」ベア厳しく(読売・1面)

●EU離脱延期の公算、英下院、合意案再び否決(読売・2面)

●社説・月面探査、トヨタ参画で官民連携強化を(読売・3面)

●運航中止世界に波及、ボーイング737MAX(読売・7面)

●ゴーン氏側近相次ぎ退任、日産・ルノー・三菱自が発表(読売・8面)

●デジタル地図主導権争い激化、自動運転に欠かせず(朝日・11面)

●日産月3000円の満額回答(朝日・11面)

●社説・ゴーン後の3社連合、少異より大局を見据えて(毎日・5面)

●日産会長空席で調整、議長に榊原氏起用案浮上(毎日・6面)

●主張・日産・ルノー、対等な関係で提携深めよ(産経・2面)

●ゴーン前会長精力的に活動、保釈1週間「とても窮屈」(東京・28面)

●VW、最大7000人削減、管理部門、23年まで投資は上積み(日経・15面)

●ガソリン4週連続上昇、店頭145.1円(日経・20面)

《福田俊之》

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