ホンダ、新型エンジンを搭載した歩行型芝刈機『HRX537』発売へ

ホンダの歩行型芝刈機、HRX537
  • ホンダの歩行型芝刈機、HRX537
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ホンダは、歩行型芝刈機『HRX537』をモデルチェンジし、3月13日よりホンダパワープロダクツ取扱店および取扱ホームセンターで販売する。

新型HRX537は、従来モデルの190ccクラスから200ccクラスに排気量を拡大したことで出力とトルクを約10%向上させた新型汎用エンジン「GCV200」を搭載。出力・トルクの向上により、高密度で硬めの芝でも美しく迅速に刈り取れるようにした。

また、排気量を拡大しながらもエンジン重量を従来モデル比で約1.3kg(約9%)軽量化し、軽快な取り回しを実現。エンジン変更にともない、トップカバーのデザインも流麗なフォルムにリニューアルした。

さらに、新オートチョークシステムの採用により始動性を向上。エンジンレイアウトの変更や燃料給油口の大径化(2倍以上)により、メンテナンス性や機能性も向上させた。

HRX537は、2005年に国内販売を開始して以来、作業条件に応じて車速を設定できるHST(油圧式無段変速機構)、芝捨て時のエンジン停止・再始動を不要とするブレードブレーキクラッチ(刈刃停止機構)、より芝のきめ細かい裁断を可能にした2枚刃ブレード、グラスバッグの集草量をレバー操作ひとつで10段階に調節可能な可変マルチング機構「Variable Mulching System(VMS)」などを採用。歩行型芝刈機の上級モデルとして、高効率な作業性能が支持されている。

国内の販売計画台数は年間600台。価格は18万3600円。

《丹羽圭@DAYS》

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