【F1】ホンダ製パワーユニット搭載2年目のトロロッソ、2019年型マシン「STR14」を公開

トロロッソSTR14
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  • D.クビアト
  • クビアトの今季ヘルメット
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F1世界選手権参戦チーム(コンストラクター)のトロロッソが、ホンダ製パワーユニット(PU)搭載2年目となる今季2019年シーズンを戦うマシン「STR14」を公開した。

イタリア本拠のF1チーム、スクーデリア・トロロッソ(通称「トロロッソ」、今季エントラント名は「Red Bull Toro Rosso Honda」)は昨季からホンダ製PUを搭載して戦っている。そのトロロッソが、一週間後の2月18日に開始される予定の今季第1回合同テスト(スペイン・バルセロナ)を前に、今季型マシン「STR14」をアンベールした。

今季は“兄弟チーム”といえる存在のレッドブル・レーシング(通称「レッドブル」、今季エントラント名は「Aston Martin Red Bull Racing」)が新たにホンダ勢に加わったこともあり、トロロッソの新車STR14はマシンのリヤエンドを“兄貴分”レッドブルの新車とシェアするなどしているという。

このトロロッソSTR14・ホンダを駆るレースドライバーは、F1実戦復帰になるダニール・クビアトと新人のアレクサンダー・アルボンである。カーナンバーはクビアトが#26、アルボンは#23。

ロシア出身のクビアトは4月で25歳とまだ若いが、かつてトロロッソとレッドブルでF1を70戦以上戦った実績があり、最高位はレッドブル時代の2位。昨年はフェラーリで開発ドライバーを務めていたが、今季は古巣から実戦に復帰する。タイ国籍の英国生まれとされるアルボンは、3月で23歳。昨年はFIA-F2でシリーズ3位となり、このチャンスをつかんだ新鋭だ。

昨季、タッグ結成初年度のトロロッソ・ホンダはバーレーンGPでピエール・ガスリー(今季はレッドブルに移籍)が4位になり、ホンダにとって2015年にF1復帰して以降の最高位を記録するなど健闘したレースや場面もあった。だが、チーム年間成績としては10チーム中の9番目という位置づけだったことも現実。2年目の飛躍に向けて、まずはトロロッソSTR14・ホンダが合同テストでどんなパフォーマンスを見せてくれるのかに注目が集まる。

《遠藤俊幸》

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