■早くもフロント3ウェイ+サブウーファーのシステムを構築したデモカーが完成した

この「Utopia M」シリーズを早速デモカーにインストールしたのがプラグ&プレイ千葉北(サウンドクオリティー)だ。レクサスGS Fに対して、フロント3ウェイ+サブウーファーのシステムを組み込んだ。フロントには34mmトゥイーターの「TBM」、87.5mmミッドレンジの「3.5WM」、そして165mmウーファーの「6WM」をチョイス。さらにトランクルームに脱着式のエンクロージャーを設置して、250mmサブウーファー「SUB10WM」をインストール。

■ドア上部にインストールしたミッドレンジの加工の美しさが絶品





◆細部までを繊細に描き出す新世代のハイエンドの音が体感できるデモカー

さて、システムの確認を済ませたら早速コクピットに座り試聴を実施することにした。サウンドの第一印象はとにかくクリアでバランスが良い。細部の表現力も大幅にアップしていることが感じられる。ハイエンドモデルの「Ultima」に通じる傾向と言えるだろう。またミッドレンジの働きも十分で中域重視のサウンドを作っていることが感じられる。トゥイーターの低域側とのつながりも良好で、中域から高域までの解像度、情報量の豊かさは抜群の仕上がりだ。

最先端のフォーカルサウンドを体感できる「Utopia M」シリーズ。クリアで帯域バランスの良いサウンドを体感すればそのクオリティの高さを感じるだろう。新しい時代のハイエンドスピーカーの奏でるサウンドを実際に聴くにはふさわしいデモカーとなった。