オートバックスセブンは12月23日、ヤマハと協業し、アフターマーケット向けの車載オーディオ製品の開発を開始したと発表した。
両社の強みを融合し、ドライバーに「本物の音楽体験」を提供する新しいカーオーディオ価値の創出を目指す。
カーライフにおける音楽体験の価値は日々高まっており、高音質を求めるドライバーが増加している。こうしたニーズに応え、アフターマーケットでは個性と高品質を兼ね備えた製品の需要が高まっている。
ヤマハは楽器と音響機器で世界的な技術を持ち、オートバックスは市場のニーズに応じた商品・サービスの提供実績がある。今回の協業により、両社は楽器本来の音色や表現を忠実に再現できる車載スピーカーの開発検討を進めている。これにより走行中も高品質な音楽体験を可能にする。
また、2026年1月に幕張メッセで開催される東京オートサロン2026にて、開発中のスピーカーを搭載したデモカーをオートバックスブースで展示する予定だ。来場者は両社が提案する新しいカーオーディオの世界を直接体験できる。
1887年創業のヤマハは静岡県浜松市に本社を置く世界最大の総合楽器メーカー。音・音楽を中心に多彩な技術を融合し、楽器や音響機器のグローバル事業を展開している。企業理念は「感動を・ともに・創る」で、音楽を通じて豊かな生活の実現を目指している。




