スバル、完成車検査問題で10万台を追加リコール 不適切行為の終了期間にずれ判明

スバル・インプレッサ
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SUBARU(スバル)は11月5日、無資格者による完成車検査問題に関連して、2018年1月9日から10月26日に生産された9車種約10万台を追加リコールすると発表した。

スバルでは無資格者による完成車検査問題で、『インプレッサ』、『レヴォーグ』『WRX』『XV』『フォレスター』『レガシィ』『エクシーガ』『BRZ』『86』の9車種について、2017年11月16日に約39万5000台を、2018年2月8日に2万7066台を、10月11日に6124台をリコールとして届け出た。

同社はこれまで、駐車ブレーキ制動力の検査中にブレーキペダルを踏む行為等の不適切行為は2017年末頃まで行われていたとしていたが、2018年10月まで行われていたことが判明。今回、2018年1月9日~10月26日に生産された9車種約10万台の追加リコールを決定した。

今回の追加により、無資格者による完成車検査問題に伴うリコールは約53万台に拡大。追加リコールに関わる費用は、約65億円となる見込み。なおスバルでは、リコールの届出には若干の時間を要するとして、11月8日の届出を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

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