世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているトヨタのワークス陣営「TOYOTA GAZOO Racing WRT」が17日、来季2019年のドライバー布陣を発表した。来季も3台体制で、オット・タナクとヤリ-マティ・ラトバラは残留、新たにクリス・ミークが加入する。
ワークス参戦再開2年目の今季、チャンピオン争いに本格的に加わるなど好調なトヨタが、来季2019年のラインナップをかためた。タナクとラトバラはそれぞれのコ・ドライバーであるM. ヤルヴェオヤ、M. アンティラととも残留し、新たにクリス・ミークが加わる(ミークのコ・ドラは未発表)。ミークは北アイルランド出身の39歳で、WRC通算5勝。今季途中まではシトロエンのワークス(CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT)で走っていた。
また、現トヨタのエサペッカ・ラッピと彼のコ・ドラ、J. フェルムは今季限りでチームを去り、来季はシトロエンで走ることも同じ日にシトロエン側から発表されている。来季のシトロエンには、2013~17年王者で今季もタイトル争いを展開中のセバスチャン・オジェ(現M-SPORT FORD WRT)が移籍することも既に決まっている。