スズキ、新型 カタナ をケルンで発表 2019年春、欧州から発売

スズキ・カタナ新型
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  • GSX1100S KATANA

スズキは10月2~7日の会期で、ドイツ・ケルンで開催されている二輪車の国際見本市「インターモト」において、海外向け大型二輪車の新型『KATANA(カタナ)』を発表した。

新型KATANAは、1980年のケルンモーターショーに出品し、日本刀をイメージした前衛的なデザインで世界のバイクファンの注目を集めた『GSX1100S KATANA』を原点とする新型モデルだ。開発にあたっては、スズキのものづくりの精神と「KATANA」の歴史を背景に、「スズキらしさ」と「KATANAらしさ」を表現することに注力したという。長方形の縦型2灯LEDヘッドライトや、刀の切先をモチーフにしたLEDポジションランプにより「KATANA」らしい特徴的な顔つきに仕上げた。

「KATANA」にマッチした高揚感のある加速とストリート走行に適した扱いやすさを実現するため、『GSX-R1000』をベースに改良した999cc直列4気筒エンジンを軽量フレームの車体に搭載した。さらに、3段階から選択可能なトラクションコントロールやABS、倒立フロントフォーク、ブレンボ社製のラジアルマウントフロントブレーキキャリパーなどを装備した。

新型KATANAは浜松工場で生産し、2019年春より欧州を中心に販売を開始する計画である。

2日に開催された記者発表会において、鈴木俊宏社長は「おもしろい、楽しい、ワクワクする商品を、お客様の立場になってつくるのが、スズキの役割であり、新型KATANAはそのスズキの将来を示す重要なモデルである。2021年までに、大型車を中心に10機種以上の新型モデルを投入し、シリーズ化と商品ラインアップの強化を図っていく」と述べた。

新型KATANAの主要諸元
●全長:2125mm×全幅830mm×全高1110mm
ホイールベース:1460mm
●装備重量:215kg
●エンジン型式:999cc水冷4サイクル直列4気筒エンジン
最高出力:110kW/1万rpm
最大トルク:108Nm/9500rpm
38年の時を経て、スズキは再び新型カタナを発表した。ヘッドライトはもちろんL…

《高木啓》

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