ボッシュは、昨年欧州で発表したフレーム内蔵型自転車バッテリー「パワーチューブ500」を日本国内で取り扱いを開始。さらにトレックが同バッテリーを搭載した電動アシスト自転車「デュアルスポーツ+」を11月より発売する。
パワーチューブ500は、高品質のアルマイト加工を施した、デザイン性と機能性を両立させた自転車フレーム内蔵型の最新バッテリーだ。重さは約2.8kgと軽量でありながら500Whの電力量と、市販バッテリーでは最軽量。バッテリーはフレームから簡単に取り外すことができ、単体で充電もできる。
現在、自転車はバッテリーをフレーム外に装着することを前提としたデザインとなっている。製造者にとってバッテリーを装着した際の自転車の形状と重心のバランスは、デザインをする上で最大の難点。ボッシュでは、パワーチューブ500を展開することで、デザイン性の幅を広げ、製造者や消費者の選択肢を拡大できるとみている。
トレックは、外付けタイプの電動ドライブユニット「アクティブラインプラス」を搭載したスポーツeバイク「ヴァーヴ+」を2017年より日本市場で展開。今回、日本で初めてフレーム内蔵型バッテリー、パワーチューブ500を搭載した新モデル デュアルスポーツ+を11月より発売する。
デュアルスポーツ+は、トレックの万能型クロスバイク「デュアルスポーツ」をベースに、フレーム内蔵型バッテリーを搭載したスポーツeバイク。フロントフォークにサスペンションを搭載し、スムーズな乗り心地で、舗装路では軽快な走りを、悪路でも安心の操作性を実現する。
価格(税別)は35万2000円。