JR西日本は7月18日に開催した社長会見で、平成30年7月豪雨で長期間の運行見合せが見込まれる区間の再開目途を明らかにした。
それによると、芸備線狩留家(かるが)~備後落合間は、運行再開まで少なくとも1年以上を要するという見通しが示されており、不通区間の中ではもっとも深刻な状況となっている。
一方、広島・山口エリアの最重要幹線である山陽本線は、三原~白市間が11月中、白市~瀬野間が10月中、瀬野~海田市間が8月中旬、柳井~下松間が9月末、下松~徳山間が8月1日に運行再開の見込みとされ、11月中に全線復旧する見込みとなっている。JR西日本の被災箇所は279ヶ所に及んでいるが、山陽本線は63ヶ所と最も多い。
また、山陽本線の支線で、三原駅(広島県三原市)と海田市駅(広島県海田町)を結ぶ呉線は三原~広間が2019年1月中、岩国駅(山口県岩国市)と櫛ケ浜駅(山口県周南市)を結ぶ岩徳(がんとく)線は10月中の再開予定とされており、呉線の被災が深刻であることを物語っている。

 
    

 
           
          
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