テスラ、中国上海市にEV工場建設へ…年産50万台を計画

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テスラ、中国上海市にEV工場建設へ…年産50万台を計画
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中国上海市政府とテスラ(Tesla)は7月11日、テスラが上海市にEVの工場と研究開発センターを建設することで合意した、と発表した。

上海市に建設される工場は、テスラにとって米国以外で初の巨大工場「ギガファクトリー」になる。テスラの単独出資の工場となり、年産生産能力は50万台を計画。上海市にとっては、テスラの工場が、外資で最大の生産プロジェクトになるという。

また工場には、研究開発センターを併設する予定。この研究開発センターでは、主にEVの技術革新や研究開発に注力し、技術とイノベーションを市販EVに反映させるために取り組む。

テスラは現在、中国市場向けの全車を米国から輸出している。中国への年間輸出台数は1万5000台以上。中国上海市の工場は、世界最大の自動車市場の需要を満たすとともに、テスラの輸出と関税のコストを削減することが見込まれるという。

テスラのイーロン・マスクCEOは、「上海のギガファクトリーをできるだけ早く建設し、上海の発展に貢献していく。上海の工場は、持続可能な開発の好例を示すEV工場になるだろう」と述べている。
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《森脇稔》

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