ゼンリンデータコムは、Kudanと、資本業務提携することで合意したと発表した。
今回の提携で、ゼンリンデータコムが持つナビゲーションや屋内外動態管理などのソリューションと、Kudanが独自に提供するアルゴリズムであるKudanSLAMを組み合わせ、相互補完的に事業の拡大を目指す。
ゼンリンデータコムは、KudanSLAMを利用することで、GPSやビーコンなどを利用せず、汎用的なカメラなどの画像を用いて、自己位置をより精度が高く、瞬時に把握することが可能になる。対象物との距離が10メートルの場合、数センチメートルの誤差を想定している。これによって屋外・屋内に関わらず、位置に基づいた情報提供や作業指示などがより正確になる。
Kudanは、ゼンリンデータコムと組むことで地図や位置情報のソリューション分野で事業拡大を狙う。