フォルクスワーゲングループジャパンは6月27日、『ザ・ビートル』(1.4/110kWおよび1.2/77kW)のリヤブレーキキャリパーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2018年4月21日~5月14日に輸入された159台。
リヤブレーキキャリパーのピストンにおけるメッキ加工が不適切であるため、ピストンの鉄部分とブレーキフルードの酸化反応が起きることがある。そのため、酸化反応の際に発生した気泡がブレーキラインに滞留し、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、リヤブレーキキャリパー(左右)を良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。生産工場からの情報により届け出た。