鈴鹿10時間耐久、今年のルマン GTEプロクラスウイナーの参戦決定 香港クラフト・バンブー・レーシング

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クラフト・バンブー・レーシングのPorsche911 GT3 R
  • クラフト・バンブー・レーシングのPorsche911 GT3 R
  • ローレンス・ヴァントール(中央)、ケビン・エストレ(右)

鈴鹿サーキットは、8月24日から26日に開催される「第47回 サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース」に出場する、香港の強豪「クラフト・バンブー・レーシング」から今年のル・マン24時間レースGTEプロクラスウイナーの参戦が決定したと発表した。

参戦が決定したのは、「ポルシェ911 RSR」で今年のル・マン GTEプロクラスを制したローレンス・ヴァントールとケビン・エストレのコンビ。ヴァントールはアウディをドライブしていた2016年にインターコンチネンタルGTチャレンジシリーズチャンピオンを獲得。他にはマカオ、ニュルブルグリンク24時間、セパン12時間も制し、2014年にはブランパン耐久カップのタイトルも獲得している。

一方、エストレのポルシェでのキャリアは、2011年と2013年にポルシェカレラカップフランスとドイツでのタイトルを獲得することから始まり、現在はマニュファクチャラーのカスタマーとファクトリーでのGT3、GTEプログラムに参戦している。2016年、マカオではヴァントールに続き2位でフィニッシュし、現在は世界耐久選手権のGTEプロのランキングをともにリードしている。

クラフト・バンブー・レーシングは、このペアに加え、ポルシェのヤング・プロフェッショナル・ドライバーの一員であり、2016年のポルシェカレラカップチャンピオンのマテュー・ジャミネットが参加。23歳のジャミネットは欧州と米国で「ポルシェ991 GT3R」を走らせ、現在はADAC GTマスターズランキング2位。鈴鹿サーキットでクラフト・バンブー・レーシングとのテストに参加し、初のインターコンチネンタルGTチャレンジ(鈴鹿10時間耐久レース)の出場に備える。

《纐纈敏也@DAYS》

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