資源エネルギー庁が5月9日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、5月7日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比0.4円高の145.9円で3週連続の値上がり。2014年12月22日以来、約3年4か月ぶりの高値となった。
地域別では中部で0.9円、九州・沖縄で0.5円、近畿と中国で0.4円、東北で0.3円、関東と四国で0.2円値上がり。北海道では0.3円値を下げた。またハイオクガソリンは156.7円、軽油は124.5円、ともに0.4円値上がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、5月9日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は138.1円/リットル(前週比+0.7円)、ハイオクは149.2円/リットル(-0.5円)、軽油は114.6円/リットル(+0.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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