日本自動車工業会は4月27日、2018年3月および2017年度(2017年4月~2018年3月)の四輪車輸出台数を発表した。
●5.3%増の44万1675台で5か月連続プラス 3月
3月の四輪車輸出台数は前年同月比5.3%増の44万1675台となり、5か月連続で前年実績を上回った。
車種別では、乗用車が同7.5%増の39万8733台で5か月連続のプラス。このうち、普通車は同9.8%増の38万0325台で5か月連続のプラス、小型車は同28.2%減の1万7480台で2か月連続のマイナス、軽自動車は同5.3倍増の928台で2か月連続のプラスとなった。
トラックは同10.8%減の3万4435台で2か月連続のマイナス。内訳は普通貨物が同4.5%減の3万2097台で6か月ぶりのマイナス。小型貨物は同53.2%減の2338台で4か月連続のマイナスとなった。
バスは同14.7%減の8507台で2か月連続のマイナスだった。
なお、2017年12月分より一部トラックメーカーの数値は含まれていない。
●普通乗用車、4.0%増の404万4261台で6年連続プラス 2017年度
2017年度の輸出台数は前年比3.2%増の478万6909台となり、3年連続のプラスとなった。
車種別では乗用車が同4.2%増の430万7595台で3年連続のプラス。このうち、普通車は同4.0%増の404万4261台で6年連続プラス、小型車は同6.2%増の25万8229台で3年連続プラス、軽自動車は同8.6%増の5105台で4年連続プラスだった。
トラックは同2.7%減の36万2966台で3年連続のマイナス。内訳は普通貨物が同1.8%減の32万7694台、小型貨物は同10.5%減の3万5272台。いずれも3年連続のマイナスとなった。
バスは同10.1%減の11万6348台で3年連続のマイナスとなった。