トヨタ自動車は、4月3日に発売した『アクア』一部改良モデルの初期ロットにおいて、衝突回避支援システムに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2018年4月2日~4月9日に製造された159台。
アクアは4月3日の一部改良で、歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)」を新たに採用。しかし、プリクラッシュセーフティシティセンサの夜間作動プログラムが不適切であることが発覚。夜間のカメラ映像が使用できず反射レーザーデータのみでの作動となり、前方車両を正しく検出できず、夜間走行中の衝突被害軽減ブレーキ性能が低下するおそれがあることがわかった。
トヨタ自動車では、使用者にダイレクトメールなどで通知し、全車両、夜間作動プログラムを修正する。
不具合および事故は起きていない。社内情報により発覚した。