ロールスロイスと結城紬、最高峰同士のコラボレーション…至高を味わう旅、結城市で開催

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ロールスロイス ファントムとロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋北部地域広報マネージャーのローズマリー・ミッチェル氏
  • ロールスロイス ファントムとロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋北部地域広報マネージャーのローズマリー・ミッチェル氏
  • ロールスロイス ファントムと結城紬の着物を着た女性
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  • ロールスロイス ファントム
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ロールス・ロイス正規ディーラー、コーンズ・モータースは、結城紬の奥順とコラボレーションした、『至高を味わう旅』を4月14日~15日にかけて、奥順“つむぎの館”(茨城県結城市)にて開催する。なお、14日は特別招待日で事前予約者のみ入場可。15日は一般に開放する。

◇着てわかる良さ、乗ってわかる良さ

奥順4代目奥澤武治代表取締役社長は今回のコラボレーションについて、「過去結城紬とオペラのコラボレーションを行ったことがあり、ミスマッチではないかといわれた。しかし、本物どうしに絶対にミスマッチはない。終わった後お客様はオペラ歌手と握手をしたり写真を撮ったりと喜んでいた」と振り返る。そして今回も、「着てみて初めて結城紬の良さがわかるのと同じように、乗ってみて初めてロールスロイスの良さがわかるだろう」と述べ、両ブランドを知って、触れることで、本物の良さを感じ取ってもらいたいという。

◇ロールスとのタイアップは世界に羽ばたく1ページ

結城紬とは、2000年以上前に多屋命(おおねのみこと)が長幡部あしぎぬ(ながはたべのあしぎぬ)といわれる結城紬の原型といわれるあしぎぬを織ったのが始まりといわれている。7世紀から8世紀に書かれた万葉集の中の歌を読み解くと、筑波山一体の地域では様々な絹織物が織られていたという歴史がある。

江戸時代、この地を収めた幕府の代官、伊奈備前守忠次(いなびぜんのかみただつぐ)は、結城紬の振興改良に努め、その結果、武士や町人など、特に男性の最高級のおしゃれ着として江戸を中心として名声を高めたといわれている。

昭和31年に国の重要無形文化財に絹織物として初めて指定され、平成22年、ユネスコの無形文化遺産に認定され、「世界に結城紬が羽ばたいた」とは、奥順代表取締役専務の奥澤順之氏の弁。そして、今回のロールスロイスとのタイアップも、「世界に羽ばたいた、新たな1ページになる」と期待を込める。

◇クラフトマンシップが共通項

ロールスロイスとの共通点について奥澤順之氏は、「妥協を許さない職人のクラフトマンシップだ」という。「今のクルマは生産性や効率性を重視したものづくりになっているが、ロールスロイスは、1台1台、一人のオーナーのためにどれだけ完璧なものを作れるかに心血を注いでいる」とコメント。結城紬では、「どれだけ早く作れるか、どれだけ大量に作れるかがものづくりの基軸になっている中で、どれだけ自分たちが納得できるもの、お客様に満足してもらえるものを一点一点作っていくか、そういったクラフトマンシップが共通項だ」と説明。

糸に関しても、「手で生み出すもので、一反を作る糸を紡ぐだけで3ヶ月かかる。そういった一見非効率な手順には見えるが、それはお客様にとって何よりも着心地のいいもの、風合いが良いものを作りたいという職人の魂が、まさにロールスロイスと共通するところだ」と述べる。

また、ロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋北部地域広報マネージャーのローズマリー・ミッチェル氏は「今日初めて結城紬の着物を着せてもらった。とても軽くて着心地が良く、優しく包まれている感じがする」とその着心地を語る。そして、その着心地をクルマに例えると、「乗り心地。どちらも狙っているところは似ており、ロールスロイスの場合は魔法の絨毯。雲の上に浮かんでいるような感覚で、まさにこの着物と同じだ。どちらも心に余裕ができて、優しい気持ちになる。そこが大きな共通点だろう」とし、その原点は、「質感、クラフトマンシップだ。量産性を犠牲にしても細かいところにまでこだわりを持ったものづくりだ」と述べた。

◇至高と思考、五感で感じて

今回のイベントは、「至高を味わう旅」と題された。「至高とは最上のもの。もうひとつ“しこう”とは思考という文字にもなる。これは五感で感じることにも通じ、まさに結城紬を着た感じ、ロールスロイスに乗った感じを体で、五感で両社のクラフトマンシップを感じてほしい」と趣旨を説明。

ローズマリー氏も、「結城紬もロールスロイスも触れて初めて良さがわかる。つまり体験だ。イベントのタイトルにある旅はつまり体験。結城紬を着る、クルマに乗るという体験で初めてその良さがわかる」という。しかし、「どちらも手に入れられる人は限られているので、今回のイベントで、実際に着物を着てロールスロイスに乗ることで、周りがどう反応するかも体験してほしい。その結果、良さが周りにも伝わり、感じてもらえることもとても大切だ」と述べ、このイベントを通して両社のクラフトマンシップが、より広く認知されるよう期待を語った。
《内田俊一》

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