大宮始発の北海道新幹線『はやぶさ』初登場…東京発往復で札幌滞在が1時間超

鉄道 企業動向
新青森駅に進入する新函館北斗行き『はやぶさ』。2016年5月25日。
  • 新青森駅に進入する新函館北斗行き『はやぶさ』。2016年5月25日。

JR東日本とJR北海道は6月23・30日、大宮~新函館北斗間で臨時『はやぶさ101号』を運行する。

6月の北海道観光シーズンに合わせて、北海道内での滞在時間を延ばすために運行されるもの。大宮始発の『はやぶさ』は昨年7月15日に初めて運行されたが、その時は新青森までの運行で、北海道新幹線へ乗り入れる列車としては今回が初となる。

時刻は大宮6時発~新函館北斗9時41分着。通常、下りの北海道新幹線直通『はやぶさ』始発列車は、東京6時32分発の『はやぶさ1号』だが、『はやぶさ101号』は、大宮駅(さいたま市大宮区)発基準でそれよりも1時間近く早く発車し、新函館北斗には1時間16分早く到着する。

これに伴ない、北海道新幹線と接続する在来線では、臨時『はこだてライナー』(新函館北斗9時54分発~函館10時09分着)と臨時特急『北斗85号』(函館9時31分発~新函館北斗9時51分発~札幌13時42分着)が運行される。

現在、新幹線と在来線を利用して、東京~札幌間をその日のうちに往復すると、札幌ではわずか4分しか滞在時間がないが、『はやぶさ101号』と『北斗85号』を利用することで1時間3分となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集