トヨタの欧州最小コンパクト、アイゴ が燃費や安全性を向上…ジュネーブモーターショー2018

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トヨタ・アイゴ改良新型(ジュネーブモーターショー2018) (c) Getty Images
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  • トヨタ・アイゴ改良新型(ジュネーブモーターショー2018)。人物はトヨタ モーター ヨーロッパ株式会社取締役社長兼CEO、ヨハン・ファン・ゼイル。 (c) Getty Images

トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、改良新型『アイゴ』を初公開した。

現行アイゴは2014年3月、ジュネーブモーターショー2014で発表。アイゴは欧州Aセグメントに属し、トヨタの欧州における入門モデルの役割を担うコンパクトカー。トヨタとPSAプジョーシトロエンが共同開発。プジョー版は『108』、シトロエンは『C1』を名乗る。

ジュネーブモーターショー2018では、現行アイゴがデビュー4年を経て、改良新型モデルを初公開。現行アイゴの特徴であるフロントの「X」を、さらに立体的なデザインに変更し、アイゴの個性を強調した。

改良新型モデルでは、NVH性能を向上させ、快適性を追求。1リットルの直列3気筒ガソリンエンジンは、環境性能を向上。最大出力は72hp、最大トルクは9.5kgmを発生。0~100km/h加速13.8秒、最高速160km/hの性能を発揮する。

さらに、「エコ」グレードでは、通常モデルに対して、燃費性能を引き上げる変更を施しているのが特徴。その内容は、低転がり抵抗タイヤやアイドリングストップの採用、エアロダイナミクス性能の向上など。MTの4速と5速ギアは、専用レシオ化された。これらの変更によって、欧州複合モード燃費25.6km/リットル、CO2排出量86g/kmの優れた環境性能を実現している。

また、衝突回避支援パッケージのトヨタ・セーフティ・センスPを標準装備。車速が10~80km/hの範囲で、衝突の危険を察知した場合に、「PCS(プリ・クラッシュ・システム)」が作動。ドライバーに警告を発し、ドライバーが回避行動を取らない時には、自動でブレーキをかける。また、「LDA(車線逸脱警告)」は、高速道路などにおいて、自車の走行車線をモニター。ウインカーなしで車線を逸脱した場合、ドライバーに音やサインで警告を発する。

《森脇稔》

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