ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)は、2017年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3362台。前年比は16.2%減だった。
ロールスロイスの世界新車販売が、前年実績を下回ったのは、2年ぶり。これは、『ファントム』がモデルチェンジのタイミングのため、新型の2018年初頭の納車開始まで、待つ必要があったのが大きな要因。
それでも、ファントムがラインナップされない状況で、『レイス』、『ゴースト』、『ドーン』の3車種が、「ブラックバッジ」の投入で好調。とくにドーンは、ブラックバッジの設定で販売が大きく伸びているという。
2017年の最量販市場は、引き続き北米。全体のおよそ3分の1を占めた。以下、中国が前年比40%増と大きく伸び、2年連続で前年実績を上回った。韓国でも、販売新記録を打ち立てている。